みなさん健口寿命って聞いたことがありますか?
介護なしで自力で生活できるまでを健康寿命、正しい咬み合わせでおいしく食事できるまでを健口寿命といいます。
健口寿命を延ばして健康に過ごして頂くためには治療後に定期的にメインテナンス(クリーニング)を行うのが何よりも効果的というデータが出ています。
メインテナンスを行い歯が残っている本数が多い程、生涯にかかる医科での医療費も少ないというデータが厚生省から報告されております。
健康寿命=介護を受けず、自立できている 期間
健口寿命=何でも咬めている 期間
平均寿命と黄色の矢印(健康寿命)を見比べてみると女性で13年間、男性で9年間の差があります。
この期間は介護を受けながら生活しなければならない期間です。
赤色の矢印(健口寿命)を見てください。
黄色の矢印(健康寿命)と見比べてもほぼ差がないことがわかりますか?
しっかりと自分の歯で噛むことができる期間が長ければ長い程、介護を受ける期間が短く、健康で生活することができるのです。
資料:平均寿命(平成22年)は、厚生労働省「平成22 年)は、厚生労働省「平成年完全生命表」
健康寿命(平成22年)は、厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」
[出典]厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会・次期国民健康づくり運動プラン策定 専門委員会
「健康日本21(第二次)の推進に関する参 考資料」p25
厚生労働省も健康寿命に着目し、動きはじめています!!!
毎日の食事の度に活躍してくれる歯。歯が無くなってしまうとしっかり食物を噛み砕くことができません。
食べ物が大きいままで飲み込むことになってしまうので、その後に控えている消化器官の「胃」や「腸」に負担をかけてしまうことになります。
健康に過ごしていくためには、まずはお口でしっかりと噛み砕いてあげることが大切なのです。
ご自身で「胃が膿んでいる、腸が膿んでいる」とわかっていたらすぐに病院へ行きませんか?
しかし「お口の中が膿んでいる」とわかっていても痛みがなければ歯科医院を避けてはいませんか?
残存歯数が少ない者ではカロテン、ビタミンC、カルシウムなどの、身体を健康に保つのに必要な栄養素の摂取が少なく、逆に炭水化物の摂取が多い。
つまり、同じ食事をしていても歯の本数が違うだけで摂取できる栄養分にこれだけの差があります!!!
加齢では歯はなくなりません!
健康な歯茎の方で20歳から1年間に約0.06mmずつしか歯茎は下がっていきません。この計算でいくと、歯が抜け落ちるまで250年程長持ちします。
ただし歯周病や咬みあわせによる力が伴ってくるとどんどん歯を支えてる骨はなくなっていき、次第に歯は揺れ始めてしまうのです。
歯を長持ちさせるためには、歯科医院での虫歯の治療に加え、衛生士による歯周病の治療と定期的なメインテナンス、また咬み合わせによる力のコントロールが必要不可欠なのです。
歯周病は歯茎が腫れる病気ではなく、痛みもなく、「骨が溶ける病気」です。
痛みを伴わないため、知らない間にどんどん歯を支えている骨が溶けて無くなり、歯が揺れ始めたころには、もう歯を残すことはできません。
溶けてしまった骨は戻ってきません。早くから歯周病が進行しないようにコントロールしてあげることが重要なのです!
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:30~13:00
午後:14:30~18:30
△:9:30~12:00 13:00~16:00
休診日:木曜・日曜・祝日
※受付時間は、診療終了時刻の30分前までです。
※祝日がある週の木曜日は診療しております。
※毎月、最終水曜日の午後は院内ミーティングのため休診しております。